最高の縁をいただいた弁論部

上田 清司

「弁論部」古いなぁ と若い現役学生の皆さんにいわれそうです。古いが故に否定されれば歴史や文化は存在しない事になります。古いものが現存しています。何故か?現存する理由があるからです。俳句や川柳なども残っています。今、サラリーマン川柳は世の中の(いやし)になっています。茶道、華道、武術もそうです。時代と共に変化するものも有りますが、本質は変りません。弁論は手段です。しかし単なるおしゃべりでもなく、お話でもありません。「論」を弁ずるという事であります。真理や事実を探究しなければ「論」ずる事は出来ません。真理や事実の解明は一人ではできません。まさにグループや協力者が必要です。協力者を求める人には何らかの魅力が必要です。魅力ある人間像は個人の資質もさることながら、グループなどの活動を通して形成されます。 弁論部に在籍すればおのずからその魅力は形成されます。

従って弁論部は大きな存在感があると言っても過言ではありません。一時、弁論部が消滅しかかった時、きちんと復元力が働いて来ました。まさに、「弁論部」の存在が必要だったからでしょう。

現役の皆さん、弁論部に自信をもちましょう!復元力を持つチーム。復元力を支える先輩チーム。そして困難な状況を乗り越えた現役チーム。現役、OBが支える「弁論部」いや本当に「いいチームですね」。

  

平成27年9月吉日

 

昭和46年法学部卒
元衆議院議員・現埼玉県知事
上田 清司